今週のお題「チョコレート」
チョコレートのパッケージを並べてモザイクアートを作ります
チョコレートのパッケージを並べてモザイクアートを作ってみました。正確にはチョコレートのパッケージの写真を並べてですね。 チョコレートに関する記事なので、2月14日のバレンタインデーにアップしようと思い立ち、急いで記事を執筆しています。ここで紹介するモザイクアートは私のホームページで詳しく解説しているのですが、この記事はそれを簡単にまとめたものになります。より詳しい作り方を知りたい方は私のホームページを参照してください。
下図のチョコレートを使用しました。
これらのチョコレートを写真に撮ったり、スキャナーでスキャンしたりして以下の画像を作りました。23個の画像です。これらをモザイクアートのコマとして使用します。本当は、縦横の比率がすべて同じ画像を用意したかったのですが、各チョコレートのパッケージのサイズが異なりますから、すべて同じサイズにすることはできませんでした。
モザイクアートの背景となる画像ですが、以下の写真を使用しました。フェルメールの真珠の耳飾りの少女という名画の画像です。チョコレートの写真を並べてこの絵を表現してみます。
この画像は、黒色、黄色、黄土色、茶色、水色、赤色、白色といった色が有ればモザイクアートで表現できると思いますので、今回用意したチョコレートの画像でうまく表現できると思います。
パソコンで作っていきます
ここではデジカメまとめてフォトモザイクというソフトウェアを使用します。背景画像にフェルメールの画像を使用し、コマ画像にチョコレートの画像を使用します。
デジカメまとめてフォトモザイクの設定画面でドット絵タイプを選択します。下図の青スプレーの部分を調整することでモザイクアートの出来栄えを整えることができます。
下図のようなモザイクアートを作ることができます。
デジカメまとめてフォトモザイクで、コマ画像を自動保存とします。
保存したコマ画像をモザイクアートポスター工房で開いて再合成することで、モザイクアートを高解像度分割することができます。
出来上がった画像をA4用紙に印刷して並べたものです。遠目に見るとチョコレート画像で出来ているとは分かりません。フェルメールの絵がうまく再現できていると思います。
顔の辺りを拡大してみました。なんとなくチョコレートの画像で出来ていることが分かると思います。顔の白っぽい部分はホワイトチョコレートで出来ているようです。
目の辺りをさらに拡大してみました。チョコレートのパッケージ写真で出来ていることが良く分かります。
印刷方法
少し上の写真に示したモザイクアートはA4用紙180枚に分割して印刷しています。このような大規模な印刷を行うにはプリンターの選択も重要になってきます。ここで心配しているのはインク代や用紙代といった印刷に掛かる経費です。用紙代は仕方が有りませんが、インク代については、プリンタの機種を選定することで安価に抑えることができます。今回の例ではキヤノン製の大容量インク搭載のインクジェットプリンタMG6030を使用しました。
カラーインクが満タンの状態から印刷を開始して、印刷終了時には下写真のような状態になりました。カラーインクを約70%使用したとしてインク代を計算すると3,200円ぐらいです。用紙代はキヤノン純正の印刷用紙、光沢スタンダードを180枚使用しましたので、3,400円ぐらいです。インク代と用紙代の合計で、今回のモザイクアートの印刷には6,600円ぐらいかかったようです。意外と安いのではないでしょうか。これはインク代が安かったことが大きいです。通常のインクジェットプリンタであれば、今回のような大規模、濃色の印刷をするとインク代が3万円ぐらいかかってしまうのではないかと考えていましたから。キヤノンのこの大容量タイプのインクジェットプリンタは印刷コストの面からみると非常に優秀です。
ソフトウェアのご紹介
ここで使用したソフトウェアは「デジカメまとめてフォトモザイク」と「モザイクアートポスター工房」です。これらのソフトウェアをセットで使うことで、大規模なモザイクアートを高解像度で作ることができます。これらのソフトウェアは、本来はもっとたくさんの写真を並べて作るタイプのモザイクアートを作るためのソフトウェアで、別の記事では一万枚以上の写真を並べて作るタイプのモザイクアートも紹介しています。デジカメまとめてフォトモザイクの新機能として、ドット絵タイプのモザイクアートを作る機能を最近付け足しましたので、その機能を紹介するために、このブログ記事では敢えて少ない写真からモザイクアートを作る例を紹介しました。
これらのソフトウェアは私が作ったもので、Vectorというウェブサイトからダウンロードすることができます。有料ソフトなのですが、料金のお支払い前に試しに使ってみることができますので、下記のリンクからダウンロードして試していただきたいと思います。
デジカメまとめてフォトモザイクのVectorページへのリンク
モザイクアートポスター工房のVectorページへのリンク
これらのソフトウェアの詳しい使い方は私のウェブサイトであるふじまろイメージに詳しく解説しています。様々なタイプのモザイクアートの作り方を解説していますので、モザイクアートを作ってみたい方は参考にしていただければ幸いです。